文学研究科TOP

多様な分野を網羅した7つの専攻

文学研究科は、日本語日本文学?英語英米文学?哲学?歴史学?地理学? 社会学?心理学の7専攻で構成されます。
日本語日本文学専攻には、歴史的?現代的観点から日本語研究を行う科目と、 古代から近現代に至る文学?文化の科目があります。
英語英米文学専攻で展開される科目は、英文学、米文学、英語学、英米研究、応用言語学の5分野にわたります。
哲学専攻には、古代?中世哲学、近代?現代哲学、哲学方法論、実践哲学、日本精神史、美学等の科目があります。
歴史学専攻では、日本史、東洋史、西洋史、アジア考古学の4分野に多くの科目が開講されています。
地理学専攻には、人文地理学、自然地理学、地域システム論の3分野の科目に加え、地域研究法があります。
社会学専攻には、文化?システム、生活?福祉、地域?エリアスタディーズ各分野の科目群と専門社会調査士科目があります。
心理学専攻には、基礎心理学、社会心理学、発達心理学、臨床心理学の4領域に多くの科目を擁し、加えて実習科目があります。
文学研究科は、研究者を目指す人だけでなく、留学生や社会人も含めてさらに研究を深めることを目的とした人にとって絶好の場を提供しています。

時代のニーズに対応したユニークな科目群と、きめ細かな指導体制

専修大学大学院文学研究科では、担当教員、開講科目が多いことに加え、従来の大学院にはなかったユニークな科目を設け、また優秀な若手教員を積極的に任用して、きめ細かな少人数教育を行っています。日本語日本文学専攻の教員の中には、現役の著名な小説家や有名出版社の元編集者が含まれ、英語英米文学専攻には応用言語学担当のネイティヴスピーカーの教員がいます。哲学専攻には日本精神史、美学などの科目、歴史学専攻には日本女性史、フランス革命史、日本考古学、東アジア考古学などの科目があります。地理学専攻では多様な分野の教員が指導にあたり、教育機関や調査会社で活躍できる人材を育成しています。社会学専攻では、きめ細かな指導と分野にとらわれない研究交流体制を特徴としています。心理学専攻も主指導?副指導制度により一人の大学院生を複数の教員が指導し、臨床心理士一種指定校として多くの臨床心理の専門家を輩出しています。


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日本語日本文学専攻
(修士課程/博士後期課程)
英語英米文学専攻
(修士課程/博士後期課程)
哲学専攻
(修士課程/博士後期課程)
歴史学専攻
(修士課程/博士後期課程)
地理学専攻
(修士課程/博士後期課程)
社会学専攻
(修士課程/博士後期課程)
心理学専攻
(修士課程/博士後期課程)
ジャーナリズム学専攻
(修士課程)
 文学研究科は、専修大学大学院の中でも多様な分野を網羅した8つの専攻科で構成された研究科です。従来の7つの専攻科である日本語日本文学専攻、英語英米文学専攻、哲学専攻、歴史学専攻、地理学専攻、社会学専攻、心理学専攻に加えて、2025年4月よりジャーナリズム学専攻が新設されました。さらに、各専攻には様々な分野や領域の科目があり、専門の教員がいることで、人間について、歴史的にも地理的にも広がりをもった視野から、人の創造物を通して、あるいは人を知る調査や実験を通して、人の喜びや悩み、人とのつながり、人が得たもの失った物、身体、社会、ひいては人とは何かということを考えていくことができるのが、専修大学文学研究科の特徴です。
 文学研究科は、教員数も多く開講科目も多様なため、きめ細かな少人数教育を行い、学生のさまざまな関心や志向に対応することができます。文学研究科の学生は積極的に配置された優秀な若手教員と最先端の研究を行い、実際の業務の経験のある教員から現場の生きた知識を学び実践的な研究を行っています。文学研究科では、大学院の中での講義だけではなく、専攻によってはフィールドワークや実習も行いながら、それぞれの興味に応じた専門的な修士論文や博士論文を担当教員の個別の指導を受けて作成することができます。
 また文学研究科では、教育職員免許状や、GIS専門学術士、専門社会調査士、公認心理師、臨床心理士のように、実社会においてすぐに役立つ資格も取得可能です。修士課程を修了した学生は、大学院で得た知識や技術をもとに実践的で学術的な技能を持つ社会人となるほか、さらなる学問的な関心を抱いて博士後期課程に進学する者もいます。専修大学では、博士号の取得をめざす学生に対して、学術奨学生制度、博士論文支援奨学生制度、任期制助手制度など、さまざまな研究支援制度を設けて応援しています。これまでに、多くの学生が博士号を取得して自らの専門性を活かした研究者などの道に進んでいます。
 学生の興味関心に応え、専門的?実践的な研究を行うことのできる研究科ですので、ぜひ専修大学文学研究科で一緒に研究していきましょう。
岡村先生文学研究科長 岡村 陽子 
(文学研究科/文学部教授)

教育研究上の目的と3つのポリシー

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教育研究上の目的
文学研究科は、創造性豊かな研究能力及び開発能力を有するとともに、多様な分野の研究機関及び教育機関の中核を担う研究者、優れた研究能力及び教育能力を兼ね備えた大学教員、高度の専門知識及び能力を身に付けた専門職業人並びに知識基盤社会を多様に支える知的で深い教養のある人材を養成することを目的とする。
卒業認定?学位授与の方針(ディプロマ?ポリシー)

日本語日本文学専攻

修士課程

 日本語日本文学専攻は、修士課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査および最終試験に合格した者に修士(文学)の学位を授与します。
(1)日本語、日本文学?文化について深い知識と理解力を身につけていること。
(2)日本語、日本文学?文化に関する十分な知識に基づく論理的思考力を身につけていること。
(3)日本語、日本文学?文化研究の領域における優れた研究能力?論文作成能力を身につけていること。

博士後期課程

 日本語日本文学専攻は、博士後期課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査および最終試験に合格した者に博士(文学)の学位を授与します。
(1)日本語、日本文学?文化について深い知識と理解力を身につけていること。
(2)日本語、日本文学?文化に関する十分な知識に基づく論理的思考力を身につけていること。
(3)日本語、日本文学?文化研究の領域における優れた研究能力?論文作成能力を身につけていること。
(4)高度な専門知識に基づく独創的研究成果を生み出す能力を身につけていること。

英語英米文学専攻

修士課程

 英語英米文学専攻は、修士課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に修士(文学)の学位を授与します。
(1)広く国際的な視野を持ち、英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学のいずれかの専門分野を中心としつつ、関連領域も含めた幅広い学識と理解力を身につけていること。
(2)十分な英語運用能力に基づきながら、英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学のいずれかの専門分野における問題発見能力、分析能力、論理的思考力を身につけていること。
(3)十分な英語運用能力に基づきながら、英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学のいずれかの専門分野における優れた研究能力及び論文作成能力を身につけていること。

博士後期課程

 英語英米文学専攻は、博士後期課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に博士(文学)の学位を授与します。
(1)広く国際的な研究?社会の現状を踏まえながら、英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学のいずれかの専門分野に関する高度な専門的学識と理解力を身につけていること。
(2)卓越した英語運用能力に基づき、英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学のいずれかの専門分野における高度な問題発見能力、分析能力、論理的思考力を身につけていること。
(3)卓越した英語運用能力に基づき、英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学のいずれかの専門分野における極めて優れた研究能力及び論文作成能力を身につけていること。

哲学専攻

修士課程

 哲学専攻は、修士課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に修士(哲学)の学位を授与します。
(1)哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学などの専門分野に関する体系的な知識と理解力を身につけていること。
(2)哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学など、各専門に応じた語学力、研究?論文作成能力を備えていること。
(3)哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学などの諸側面についての問題発見能力を身につけていること。
(4)哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学などの諸問題についての論理的思考ができる能力?解決能力を身につけていること。
(5)アカデミックな吟味に耐えうる説得力のある議論を展開する能力を備えていること。

博士後期課程

 哲学専攻は、博士後期課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に博士(哲学)の学位を授与します。
(1)哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学などの専門分野に関する体系的な知識と卓越した理解力を身につけていること。
(2)哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学など、各専門に応じ、卓越した語学力、研究?論文作成能力を備えていること。
(3)哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学などの諸側面についての独創的な問題発見能力を身につけていること。
(4)哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学などの諸問題についての独創的な思考ができる能力?解決能力を身につけていること。
(5)学術的に国際的研究水準に達する独創的で新たな知見を含み、学会の発展に寄与する高度な研究成果を伴う博士論文を執筆する能力を備えていること。

歴史学専攻

修士課程

 歴史学専攻は、修士課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に修士(歴史学)の学位を授与します。
(1)日本及び世界各地域における歴史について、幅広い学識と理解力を身につけていること。
(2)(1)についての従来の研究成果を批判的に検討して研究テーマを設定し、そのための史料収集と批判を行う能力を身につけていること。
(3)論理的な洞察力をもって諸事象を体系的に把握する能力を有していること。
(4)(1)(2)(3)を踏まえて論文を作成し、発表する能力を身につけていること。

博士後期課程

 歴史学専攻は、博士後期課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に博士(歴史学)の学位を授与します。
(1)日本及び世界各地域における歴史について、幅広い学識と理解力を身につけ、歴史的事象を正確に捉える能力を有していること。
(2)(1)についての従来の研究成果を批判的に検討して研究テーマを設定し、そのための史料収集と批判を行うことで新たな歴史像を提起できる能力を身につけていること。
(3)論理的な洞察力をもって諸社会を体系的に把握する能力を有していること。
(4)(1)(2)(3)を踏まえて論文を作成し、発表する能力を身につけていること。

地理学専攻

修士課程

 地理学専攻は、修士課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に修士(地理学)の学位を授与します。
(1)地理学に関する学識を身につけていること。
(2)フィールドワークや空間分析に関する能力を身につけていること。
(3)地域や環境をめぐる課題を対象とした実証的な研究を行い、その成果を論文にまとめる能力を有していること。

博士後期課程

 地理学専攻は、博士後期課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に博士(地理学)の学位を授与します。
(1)地理学に関する深い学識を身につけていること。
(2)フィールドワークや空間分析に対する高度な能力を身につけ、独創的な研究に応用できること。
(3)学術的に新たな知見が認められ、地理学の発展に寄与する成果を含む論文を作成する能力を身につけていること。

社会学専攻

修士課程

 社会学専攻は、修士課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に修士(社会学)の学位を授与します。
(1)グローバルな視野を持って現代社会の構造を総合的?体系的に考究できる学識と理解力を身につけていること。
(2)現実的でリアリティのあるテーマを発掘し、実証研究と結びつく高度な調査?分析能力を身につけていること。
(3)社会学の各専門領域における理論と実証を総合的に身につけ、高度な専門性を有する修士論文を作成する能力を身につけていること。

博士後期課程

 社会学専攻は、博士後期課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に博士(社会学)の学位を授与します。
(1)グローバルな視野を持って現代社会の構造を総合的?体系的に考究できる学識と理解力を身につけていること。
(2)社会学の各専門領域における理論と実証をより高度に身につけ、独創的な研究に応用できる能力を身につけていること。
(3)学術的に新たな知見が認められ、社会学の発展に寄与する研究成果を含む博士論文を作成する能力を身につけていること。

心理学専攻

修士課程

 心理学専攻は、修士課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に修士(心理学)の学位を授与します。
(1)心理学に関する学識と理解力
(2)心理学における研究能力及び論文作成能力
(3)心理学についての問題発見及び解決能力
(4)心理学に関わる諸問題について論理的思考ができる能力

博士後期課程

 心理学専攻は、博士後期課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査及び最終試験に合格した者に博士(心理学)の学位を授与します。
(1)心理学に関する深い学識と理解力
(2)心理学における優れた研究能力及び論文作成能力
(3)心理学についての優れた問題発見及び解決能力
(4)心理学に関わる諸問題について論理的思考ができる能力
(5)心理学に関する高度な専門知識に基づき、独創的な研究成果を生み出す能力

ジャーナリズム学専攻

修士課程

 ジャーナリズム学専攻は、修士課程において以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査および最終試験に合格した者に修士(ジャーナリズム学)の学位を授与します。
(1)ジャーナリズム学の専門領域における理論的知識と職業的倫理を修得していること。
(2)ジャーナリズム学の対象領域や関連諸分野に関する幅広い学識を修得していること。
(3)ジャーナリズム学の諸課題を主体的に探究するための研究能力を修得していること。
教育課程編成?実施の方針(カリキュラム?ポリシー)

日本語日本文学専攻

修士課程

日本語日本文学専攻は、本専攻が定める修士課程の学位授与の方針を実現するために、教育課程編成?実施の方針を以下のとおり定めます。

【教育課程の編成/教育内容?方法】
(1)作品や資料を専門的に分析する研究手法を身につけるための「特講」を開設します。
(2)より高度な専門知識や研究手法を体系的に学ぶ機会を提供する「特講演習」を開設します。
(3)個々の学生の課題に応じた修士論文指導を行ないます。

【学修成果の評価方法】
(1)成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各科目に掲げられた到達目標、ルーブリック等による成績評価方法?基準を目安として採点します。
(2)修士課程の学位論文審査体制を充実させるべく、主査?副査、複数の査読者による厳格な審査を行います。主査?副査?複数の査読者による厳格な審査は、以下の項目について審査を行います。
  ①テーマの設定における問題意識の明確性や、自身の研究内容に合致していること。
  ②当該専門分野における基本的知識を基にした内容であること。 
  ③資料?データが適切に収集?処理され、参考文献?参考資料等の引用が適切に行われていること。
  ④論旨が一貫しており、明確に結論が出されていること。 
  ⑤結論において、独自の知見が加えられ、研究を遂行する基礎的能力を示すものであること。 
     ⑥資料?データに改ざん等の不正な取り扱いが無いこと。

博士後期課程

 日本語日本文学専攻は、本専攻が定める博士後期課程の学位授与の方針を実現するために、教育課程編成?実施の方針を以下のとおり定めます。

【教育課程の編成/教育内容?方法】
(1)作品や資料を専門的に分析する研究手法を身につけるための「特殊研究」を開設します。
(2)より高度な専門知識や研究手法を体系的に学ぶ機会を提供する「特殊研究演習」を開設します。
(3)個々の学生の課題に応じた博士論文指導を行ないます。

【学修成果の評価方法】
(1)成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各科目に掲げられた到達目標、ルーブリック等による成績評価方法?基準を目安として採点します。
(2)博士課程の学位論文審査体制を充実させるべく、主査?副査、複数の査読者による厳格な審査を行います。主査?副査?複数の査読者による厳格な審査は、以下の項目について審査を行います。
  ①テーマの設定における問題意識の明確性や、自身の研究内容に合致していること。
  ②当該専門分野における基本的知識を基にした内容であること。
  ③資料?データが適切に収集?処理され、参考文献?参考資料等の引用が適切に行われていること。
  ④論旨が一貫しており、明確に結論が出されていること。 
  ⑤結論において、独自の知見が加えられ、研究を遂行する基礎的能力を示すものであること。 
  ⑥資料?データに改ざん等の不正な取り扱いが無いこと。

英語英米文学専攻

修士課程

 英語英米文学専攻は、本専攻が定める修士課程の学位授与の方針を実現するために、教育課程編成?実施の方針を以下のとおり定めます。

【教育課程の編成/教育内容?方法】
英語英米文学専攻のカリキュラムは英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学の5つの分野に分かれています。この分類に基づき、専門分野を中心としつつ関連領域を含めた知識を幅広く体系的に修得できるように編成されています。専門分野に関する講義と演習を通して、問題発見能力、分析能力、論理的思考力、論文作成能力を修得し、研究成果の集大成として修士論文を完成することができるようきめ細かく指導します。

【学修成果の評価方法】
(1)講義科目の評価:専門分野における知識の修得とその理解力を口頭発表とレポート作成を通して評価します。
(2)演習科目の評価:修得した知識から研究課題を設定する力、また、研究遂行に必要な問題発見能力、分析能力、論理的思考力をレポートによって評価します。
(3)学位請求論文の評価:審査の公平性および透明性を担保するために、通常副査は学内から2名、主査を含めて計3名の審査委員が修士論文を読み口頭試問を行います。審査委員は、質問に対する返答の内容を考慮し総合的な論文作成能力を評価します。

博士後期課程

英語英米文学専攻は、本専攻が定める博士後期課程の学位授与の方針を実現するために、教育課程編成?実施の方針を以下のとおり定めます。

【教育課程の編成/教育内容?方法】
英語英米文学専攻のカリキュラムは英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学の5つの分野に分かれています。専門分野に関する高度な専門性を有する講義と演習を通して、指導教授の助言や指導のもと、高度な問題発見能力、分析能力、論理的思考力、論文作成能力を磨いていきます。その上で、自らの研究成果の集大成として独創性に富み専門分野に貢献できるような博士論文を完成させることができる能力を育成します。
【学修成果の評価方法】

(1)授業科目の評価:専門分野における学術研究の高度な内容把握力を、口頭発表とレポート作成を通して評価します。
(2)学位請求論文の評価:審査の公平性および透明性を担保するために、通常副査は学内から1名、学外から1名以上で、主査を含めて計3名以上の審査委員が博士論文を読み口頭試問を行います。審査委
   員は、質問に対する返答の内容を考慮し総合的な論文作成能力を評価します。

哲学専攻

修士課程

 哲学専攻は、本専攻が定める修士課程の学位授与の方針を実現するために、教育課程編成?実施の方針を以下のとおり定めます。

【教育課程の編成/教育内容?方法】
(1)授業科目の展開、体系的な編成等:哲学専攻修士課程のカリキュラムは、「古代?中世哲学」「近代?現代哲学」「哲学方法論」「実践哲学」「日本精神史」「美学」の科目群からなり、関心に応じて幅広く哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学などの知識と思考能力を修得できるようにしています。
(2)学位請求論文作成にあたっての指導内容、指導体制、中間論文発表会等:論文のテーマやテクスト設定、研究の進め方、論文の構想、執筆などに関して、指導教員、また複数の専任教員のゼミナールによって指導がなされます。その中間成果については、専修大学哲学会における定例の発表会を通じて、発表や討論の技能を磨くとともに、研究の方向や進展に関する助言を得ることができます。専攻科目の講義と演習の組み合わせによる専門知識や技術の修得と、関連分野の体系的な履修を通して、修士課程に必要かつ十分な知識を修得することができます。

【学修成果の評価方法】
(1)授業科目の評価:各特講、特講演習においては、テクストや議論の理解、語学力、参加の度合い、その都度のレポートなどによって評価します。
(2)研究指導の評価:論文執筆の対象分野などに関する一般的な理解、テクストや議論の理解?読解力、思考の一貫性、論述の明晰性などによって評価します。
(3)学位請求論文の評価:論文のテーマに関する先行研究の把握、問題設定の適切さ、首尾一貫性に関して、主査と二人の副査によって評価します。

博士後期課程

 哲学専攻は、本専攻が定める博士後期課程の学位授与の方針を実現するために、教育課程編成?実施の方針を以下のとおり定めます。

【教育課程の編成/教育内容?方法】
(1)授業科目の展開、体系的な編成等:哲学専攻博士課程のカリキュラムは、「古代?中世哲学」「近代?現代哲学」「哲学方法論」「実践哲学」「日本精神史」「美学」の科目群からなり、関心に応じて幅広く哲学?倫理学?論理学?日本思想史?美学などの知識と思考能力を修得できるようにしています。
(2)学位請求論文作成にあたっての指導内容、指導体制、中間論文発表会等:論文のテーマやテクスト設定、研究の進め方、論文の構想、執筆などに関して、指導教員、また複数の専任教員のゼミナールによって、国際的研究水準に達し、独創的な論文を作成できるよう、指導がなされます。その中間成果については、専修大学哲学会における定例の発表会を通じて、発表や討論の技能を磨くとともに、研究の方向や進展に関する助言を得ることができます。専修大学哲学会会誌『生田哲学』などへの原著論文の投稿によって業績を積み重ねることができます。

【学修成果の評価方法】
(1)授業科目の評価:各特講、特講演習においては、テクストや議論の理解、語学力、参加の度合い、その都度のレポートなどによって評価します。
(2)研究指導の評価:論文執筆の対象分野などに関する一般的な理解、テクストや議論の理解?読解力、思考の一貫性、論述の明晰性などによって評価します。
(3)学位請求論文の評価:論文のテーマに関する先行研究の把握、問題設定の適切さ、首尾一貫性、国際研究水準に照らした独創性に関して、主査と、専修大学外の審査員を含む、3名の副査によって評価します。

歴史学専攻

修士課程

 歴史学専攻は、本専攻が定める修士課程の学位授与の方針を実現するために、教育課程編成?実施の方針を以下のとおり定めます。

【教育課程の編成/教育内容?方法】
(1)歴史学専攻は、「日本史」「アジア史」「ヨーロッパ/アメリカ史」「アジア考古学」の4領域にわたる科目群と「国際関係史」「イスラーム史」「フランス革命史」「ジェンダー史」の諸領域に関わる科目群を設置し、広い視野から歴史を総合的に把握できるカリキュラムを編成しています。
(2)歴史学研究に必要な実証と理論に関する専門知識および技能の修得と世界史的な視野をもつ歴史認識の養成を目的に講義と演習を開講しています。また学位請求論文の作成にあたっては、複数の教員が指導を行い、適宜報告の機会を設定しています。

【学修成果の評価方法】
(1)授業科目の評価については、適宜論文作成のためのレポートの作成?提出を課していま