グローバル化とナショナル?アイデンティティの研究[担当:深澤 民司]
ゼミナール名称 | 深澤 民司ゼミナール |
研究テーマ | グローバル化とナショナル?アイデンティティの研究 |
ゼミナール所属 | 法学部政治学科 |
学習内容 | 人は性別?出身地域?人種?学校、宗教などさまざまなアイデンティティのなかで生きており、それがなければ社会秩序も倫理も心の安定もないでしょう。現代政治においてもっとも重要なアイデンティティはネーション(国民?民族)をめぐるものです。近代以降、世界政治の中心は国家であり、国家はナショナルな文化を基礎に構築されるからです。しかし今日、グローバル化が進み、人?カネ?情報が自由に国境の壁を越えるなかで、国民国家は揺らいでいます。そうなると、われわれはどのような政治的アイデンティティに依拠すればよいかという問題が生まれます。日本を含めた世界の人々はどのようなナショナル?アイデンティティをもち、それがどのように変化し、どこに向かおうとしているのか、このゼミで取り上げるのはこの問題です。 前期はテキスト用いた討論形式をとり、国家?ネーション?アイデンティティといった一般概念の理解を深めつつ、できるだけ世界の多様な政治にふれるようなかたちで授業を進めていきます。その間、ゼミ員は一人ひとり自由にテーマを選択し、研究を始めます。後期になると、その成果を発表してもらい、最終的にゼミ論を書き上げてもらいます。ゼミ論の提出は、第1回が9月で、教員が添削した後、面談して今後の研究方針を確認します。第2回は1月で、そこで提出されたゼミ論を『ゼミ論集』として刊行します。 ゼミでは「勉強は楽しく」をモットーに、自由な討論を旨として進めていきます。また、知識の集積にとどまらず、さまざまな社会的能力を高め、親睦を深めることを目的として、ゼミ生自身の企画により、コンパやレクレーションのほか、夏と冬に合宿を行っています。 |
ゼミ生の人数 | 3年生は男子6名、女子6名、4年生は男子6名、女子6名 |
開講日時など | 金曜日5時限 |
卒業論文?卒業研究 | ゼミ論があります。 |
サブゼミナール | 授業時間内に終わらないときなど、必要な場合に実施することがあります。 |
ゼミナール合宿 | 夏と冬に2回合宿を実施しています。夏は伊豆や房総といった近場に行っています。勉強中心ですが、海水浴、バレーボール、サッカー、陶芸などのレクレーションも取 |